洗濯物を早く乾かす方法は？急いで乾かす時に活用するものは？

冬は気温が低く、なかなか洗濯物が乾きませんよね。

しかも日が落ちるのが早いため、洗濯物を干していられる時間だって、当然少なくなります。

家に衣類乾燥機があればいいのですが、ない場合はどうすればいいのでしょうか？

なんとかして洗濯物を早く乾かす方法ってないのでしょうか？

洗濯物を早く乾かす方法は？

 ・洗濯機の機能はしっかり活用 

洗濯機に、風乾燥の機能はついていませんか？

もし風乾燥の機能がついているなら、干す前に30分でもいいから乾燥させます。

もちろん、風乾燥だけではすっきり乾きませんが、干す前の段階で、できるだけ水分を飛ばしておきましょう。

実際に、乾燥させてから洗濯物を手に取ると、洗濯物の濡れ具合が違うことに気が付きます。

ここでのポイントは、乾燥させる時に、洗濯物をたくさん入れすぎないことです。

ちょっと少な目かな、と思うくらいの洗濯物を入れて風乾燥をすると、違いが分かりやすいです。

 ・干し方を工夫する 

ここでのポイントは、洗濯物が空気にふれる面積を広くすること。空気が流れるようにすることです。

タオルの場合は、2分の1で折り畳んで干すのではなく、3分の1～4分の1で折り畳んで干します。こうすると、生地が重なる部分が少なくなって、空気にふれる部分が多くなります。

衣類は基本的に裏返しにして干します。生地が重なって乾きにくい縫い目やポケットの袋は、裏側にありますよね。裏返して干すことで、この乾きにくい部分が表に出て空気にふれるため、乾きやすくなります。ちなみに、色が濃い衣類は、色褪せ防止のために、乾きやすさに関係なく裏返しにして干す方がいいですよ。

ジーンズなどパンツ類は、たくさんピンチが付いたピンチハンガーに、ウエストの部分を広げるように4ヵ所位ピンチでつまんで干します。こうすることで、パンツ類は筒状になっていますから、できるだけ筒の中にも空気が通るようにします。

フード付きの服は、上下を逆さまに干します。こうすると、普通に干すと乾きにくいフードの部分が広がり、空気にふれる部分が多くなります。

厚手のトレーナーなどは、できれば専用のハンガーを使って干します。検索してもらえばわかるのですが、通常のハンガーより長めで、肩に膨らみのあるものが多いです。乾きにくい袖の脇部分が乾きやすいように、形が工夫されています。

さて、干し方を工夫しても、洗濯物同士がぎゅうぎゅうにくっついていたら、なかなか乾きません。洗濯物同士がくっつかないように、できるだけ間を空けて干して下さい。そうすると、洗濯物の周りの湿気を含んだ空気が流れやすくなります。また、大きくて厚みがある洗濯物ほど、空気が流れやすい外側に干すといいです。

 ・洗濯物は湿ってくる前に取り込む 

洗濯物がなかなか乾かないと、できるだけ長い時間、日に当てて乾かしたくなりますよね。

でも、まだ日があるからといって、洗濯物を取り込むタイミングを逃すと、洗濯物が湿ってきてしまいます。

地域によって差はありますが、よく晴れた日で夏なら3時半まで、冬なら2時半までを目安に洗濯物を取り込んで下さい。

この時間以降は、せっかく乾いた洗濯物が湿ってきてしまいますので、洗濯物の乾きが今一つ、と思っても取り込むようにして下さい。

洗濯物を急いで乾かす時にはドライヤーを活用！

いろいろ工夫してみたけれど、洗濯物が思うように乾かなかった。でも、これだけはどうしても急いで乾かさないといけない・・・なんていうこともありますよね。

そういう場合は、ドライヤーが活躍します。

準備するものは、ドライヤーと乾かしたい洗濯物を入れる袋です。

袋は紙袋ならそのまま、ビニール袋なら底の角の部分を2ヵ所、ハサミでカットして使います。

方法は簡単で、洗濯物を袋に入れて、ドライヤーの温風を当てて乾かすだけです。

ポイントは、袋一杯に洗濯物を入れないこと。

但しこの方法は、袋とドライヤーを使うことから分かるように、大量の洗濯物や、熱に弱い素材の洗濯物には使えませんので、ご注意くださいね。

まとめ

洗濯物を早く乾かすなら、まず干す前に十分水分を飛ばすことが大事です。

洗濯機に付いている機能はフル活用してしまいましょう。

また、干し方を工夫することで、洗濯物の渇きを早くすることができます。

洗濯物を急いで乾かさないといけない時は、少量で熱に強い素材のものなら、ドライヤーと袋を使って乾かすこともできますよ！